音楽ユニット・YOASOBIのボーカルを務める「ikura」こと「幾田りら」さん。
『夜を駆ける』
『群青』
『アイドル』
など数々のヒット曲を生み出し、誰もがそのメロディーを一度は耳にしたことがあるはず。
最近はソロ活動にも力を入れ、ソロアルバムのリリースや海外単独ツアーの開催予定が発表されました。
このことから、ネット上では、
”幾田りら、YOASOBI辞めたの?”
”ソロ活動、なぜ?”
など、YOASOBIと幾田りらの今後の活動について、心配する声が上がっています。
今回は、「幾田りらさんのソロ活動の理由」を中心に、その真相についてご紹介していきます。
紅白は「YOASOBIではなく幾田りらで出場」

2025年紅白歌合戦でソロとして初出場することが決定した幾田りらさん。
YOASOBIとしては過去に3回の出場経験があるものの、ソロでの出場は今回が初めて。
このことから、SNS上では祝福のメッセージがある一方で、
『なんでソロなの?』
『YOASOBIは出ない?』
など、YOASOBIでの今後の活動を不安視する声も上がっています。
幾田りら YOASOBI辞めた?
実際に、ネット上で『幾田りら』を検索すると、次のようなワードが自動的に表示されます⇩⇩


YOASOBIを辞めたと思って検索する人が多いんだね!
結論から言いますと、
幾田りらさんがYOASOBIを辞めた
という事実はありません。
現在、幾田りらさんは
- 「幾田りら」というシンガーソングライターとしての活動
- 「ikura」というYOASOBIのボーカルとしての活動
と2つの音楽活動を並行して行っています。
実際に、2025年10月からスタートしたフジテレビのドラマ
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」
では、YOASOBIが主題歌『劇上』を書き下ろしています⇩⇩
しかも、この曲ではYOASOBI初の試みである
”Ayase & ikuraのWボーカル”
を実現!!
大きな話題となりました。



Ayaseさんはこれまでソロ名義の楽曲でしか
歌声を披露したことがないんだって!
このことからも、
”幾田りらが現在もYOASOBIの活動を継続中”
というのは間違いないと言えますね!
幾田りら なぜソロ活動をしてるの?


YOASOBIとしての活動だけでなく、
”映画の声優”
”ソロアルバムのリリース”
など、単独で活躍の舞台を広げている幾田りらさん。
YOASOBIとして人気絶頂であるにもかかわらず、ソロでの活動を続けるのはなぜなのでしょうか?
幾田りらの目指す音楽とは?


幼い頃から、音楽を愛する家族のもとで育ってきた幾田りらさん。
『父がもともと弾き語りが好きで、家でよく弾き語りをしていた』
とご本人が言うように、常に音楽が身近にあったようです。
また、母が作った詩に父が曲を乗せ、プレゼントする姿を見て



自分で言葉を紡ぎたいって気持ちが芽生えた
のだそう。
こういった家庭環境に育ったことが、彼女の目指す音楽スタイルにも根付いているようです。
幾田りらさんの作り出す音楽の世界は、
五感を研ぎ澄ませ、自分自身から出てくる
感情や言葉を歌に乗せて表現する
というスタイル。
歩いたり、電車に乗ったり、ぼーっとしたり、そういうときにワッと湧き上がってくるものがあって、
引用元:https://fashionpost.jp/
それを携帯のメモに書きとめておく。
そこからインスピレーションを受けて曲をつくっていくような感じです。
⇧⇧普段の曲の作り方を問われ、ご本人がこのように語っています。
幾田りらさんにとって、
音楽=自分自身を表現すること
なのでしょうね。
中学3年生から路上で歌い、数々のオーディションに挑戦
小6から作詞作曲を始め、14歳のときにはブログで
と綴っていたのだそう。
ちなみに、こちらは14歳で路上で歌う幾田りらさんの動画です⇩⇩
オーディションや、大型フェスへの出演権をかけたライブにも次々に挑戦。
なかなか芽が出ず、20個くらいは落ちたのだそう。
路上ライブでは時に「突然罵倒された」といい、
引用元:https://mdpr.jp/news/
「大きなおばさんが『うるさい!今すぐやめろ!』って言って、私を掴んで壁に(押した)」
⇧⇧バラエティー番組『しゃべくり007』で、当時を振り返ってご本人がこのように話してます。
大舞台でライトを浴びながら熱唱する今の姿からは、想像もできないですよね!
それでも、歌い続けた彼女の
シンガーソングライターとしての強い意志
が感じられるエピソードです。
YOASOBI&ソロ活動 それぞれの役割の違い


リリースする楽曲が次々にヒットすると言われている『YOASOBI』。
そもそも、『YOASOBI』とは、
コンポーザーのAyase、
ボーカルのikura(幾田りら)からなる
『小説を音楽にするユニット』
です。
”モノガタリードットコム”という小説投稿サイトのスタッフが
「小説を音楽にするユニットを作りたい」
というオファーをAyaseさんに持ち掛けたことがきっかけとなり、2019年に結成。
Ayaseが作詞作曲を手掛け、ikura(幾田りら)が小説の世界観や主人公の目線で歌う。
というスタイルを貫いてきました。
YOASOBIで担う役割は「物語の中で生きる主人公の声」


幾田りらさんは、YOASOBIとソロ活動の違いについて、次のように語っています。⇩⇩
自分で曲をつくるときは、本当に自分自身から生み出されてくるものだけで書いていくのですが、
引用元:https://fashionpost.jp/
YOASOBI では原作の物語の主人公を解釈して、自分の中におろして歌うように意識しているんです。
だから同じ自分ではあるんですけど、意識する部分が違うのかなと思います。
YOASOBIで求められる役割とは、
”小説の主人公の世界観を自分の中に落とし込んで歌う”
こと。
表現者としてやりがいがある一方で、
”自分自身の感情を表現するソロ活動”
とは大きく異なることを意味します。
ソロ活動に向き合えなかった数年間


2019年にYOASOBIのデビュー曲としてリリースされた『夜に駆ける』。
爆発的なヒットとなり、
”ビルボードジャパンのストリーミング集計で累計再生数が11億回を超える”
という史上初の快挙を成し遂げます。
デビュー後の数年間について、幾田りらさんはインタビューで次のように話しています。⇩⇩
特に最初の2、3年間はどうしても、YOASOBIの活動で人生が変わっていったので、
引用元:https://bunshun.jp/
私もAyaseさんも振り落とされないように、目の前にある課題をこなしていくのに必死でした。
出す曲が次々のヒットし、国内のみならず、海外でも注目される存在に。
2023年の『Apple Music年間グローバルトップソング100』では
世界ランキング7位
にランクイン。


その当時の心境として、



なかなかソロのほうに気持ちと時間を向けることが難しかった
と、ご本人が語っています。
言えなかった胸中を込めた歌「Answer」


YOASOBIとしての大ブレークの裏で、
”誰にも言えなかった本音”
を、自分で作った歌「Answer」に込めたという幾田りらさん。
「小さい頃から夢見ていた世界で、ずっとそこに向かって頑張ってきたので、凄くうれしかった反面、心が追いついていない部分も凄くあった」と回顧し、
引用元:https://www.sponichi.co.jp/
「『YOASOBI』は途中から自分の中で始まったものだったので、こういった形で多くの人に聞かれていくことに対して、最初は純粋な気持ちでは喜べなかった」
と本音を明かした。
ちょうど10年目に差し掛かった時、



ソロでしっかり勝負したい
と思い、ソロ活動に目を向けるようになったのだそう。
結成当初は2曲で終わる予定だったというYOASOBI。
瞬く間にブレイクし、
『音楽で自分を表現する』
のとは、違う表現者としての役割が求められる現実。
自分自身を見失わないためにも、ソロ活動は彼女にとって必要な居場所だったのかもしれません。
今後、音楽に誠実に向き合っていくには、
『物語を歌うYOASOBIのボーカル』
『自分の感情を歌う幾田りら』
この2つの役割は、幾田りらさんにとって同じくらいに大切なものなのではないでしょうか。
以上、幾田りらのソロ活動の理由についてご紹介しました。
今後も幾田りらさんらしい音楽で、多くのファンを魅了してくれることを期待しています!








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